導入事例:株式会社カプコン

オンラインゲームユーザーの嗜好を掴み、ファンを自然と増やせるサイトに

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導入事例・株式会社カプコン 木山様
株式会社カプコン
開発統括本部
オンライン開発部 編成室
Webディレクター
木山純子様

株式会社カプコンは「モンスターハンター」「ストリートファイター」「バイオハザード」などミリオンセラーのゲームを40タイトル以上抱えているゲーム企業大手だ。1983年に創業して以来、家庭用ゲームソフトの開発・販売を世界中で展開し、現在ではパソコン用オンラインゲームにも進出している。

急成長中のパソコン用オンラインゲームのサイトを運営している、オンライン開発部のWebディレクター木山純子氏にVisionalistの活用の方法や効果を聞いてみた。

モンスターハンター サイトイメージ

↑『モンスターハンター フロンティア オンライン公式ビギナーサイト』
新規ユーザーを会員登録にスムーズに誘導するためのサイト

カプコンではVisionalistを「モンスターハンター フロンティア オンライン」「フルハウスキス2~恋愛迷宮~」「逆転裁判 配信版」などのパソコン用オンラインゲームの公式サイトに導入した。どれくらいのPVがあるか、ゲームサイト毎の差異は何か等の全体の把握はもちろんのこと、ユーザーが登録にいたるまでの画面導線、そしてゲームタイトル毎のイベントのプロモーションの効果測定ツールとして利用している。

「カプコンにとってパソコン用オンラインゲームは全く新規の事業だったので、ユーザーからの反響がどれくらいあるのか、プロモーションの効果がどうでてくるのかが全く想像ができませんでした。そのため、きちんと現状把握をすることがVisionalist導入の大前提でした。多くのオンラインゲームは購入していただく事だけがゴールではありません。購入していただいた後、『いかに継続してもらえるか』というところが重要なポイントになります。オンラインゲームのサイトは、お客様が購入を決定するまでの流れ、購入後のサイト内での動きを継続的に見る必要があります。もちろん各種キャンペーンの広告からの誘導の成否を図るなど、お客様一人ひとりの導線を追う必要もあります。それができるのがVisionalistでした。」

自分の欲しいデータが取れる、大規模情報サイトの実績、手厚いサポートが決め手

Visionalist以外にも、アクセス解析サービスはいろいろあるが、Visionalistに決めた理由は何だったのだろうか?
「Visionalistを選んだ一番の決め手は、オンラインゲームのサイトを運営するにあたって必要と思われるデータが、素早く確実に取得できるということ部分でした。管理画面もわかりやすく、レポート作成が容易です。いくつかのツールを比較検討しましたが、弊社の場合サイトのトラフィックが膨大になるため、『物理的に無理』と断られたり、『自社でサーバを持って欲しい』と言われる事もありました。
導入実績も決め手ですね。デジタルフォレスト社のセミナーに参加して、リクルートやgooと言った大手情報サイトの導入実績があることを聞きました。それ以外にも約2000アカウントの稼働実績を聞き、安心して導入に踏み切りました。』

企業がアクセス解析ツールを採用する基準として「安心して使える」ということは非常に重要なことである。その点、Visionalistは社内にサポートチームがあり、お客様の質問に迅速に答えられる体制を整えている。ちょっとした使い方から、技術的な質問、そしてデータの活用方法まで、どのような質問も素早く回答ができる。サポート担当者以外に技術開発者、Webマーケティングの知識を持つ専門家を抱えているので、あらゆる質問にも迅速かつ柔軟に対応することが可能だ。

木山氏は以前に海外で開発されたアクセス解析ツールを使用し、迅速なサポートを必要としている場合にも「その件は本国に聞いてみます」というようなサポート体制の対応スピードの遅さを経験した。「日本のベンダー、かつ、スピーディな対応」もVisionalistを選んだ理由のひとつと言う。

ゲームタイトル毎のユーザーの嗜好をアクセス解析で見きわめる

男性社員の多いカプコンでは、女性向けゲーム「フルハウスキス2~恋愛迷宮~」のプロモーションには苦労したそうだ。プロモーション計画を策定するにあたり、Visionalistを利用して「フルハウスキス」シリーズのファンがどのようなサイトを見ているのか理解することから始めた。

「リンク元URLはWebサイト訪問者がどこからのリンクをたどってアクセスしてきたかがわかるので、それを検証することでお客様が閲覧しているサイトがわかり、プロモーション担当にはありがたい情報になっています。また、オンラインゲームは『どれだけゲームクライアントをダウンロードしてもらえたか』が重要な情報なのでダウンロード数も定期的に見ています。

カプコンでは Visionalistの「エクセルクライアント」という機能を使って独自でレポートを作成している。エクセルクライアントとは、「リンク元URL」や「検索ワード」等、Webマーケティングに必要なデータをVisionalistから取得し、マイクロソフト社のエクセル上でレポートを生成する機能だ。カプコンでは既存のテンプレートに、前週比などの項目を付け加え、ゲームのタイトル別に独自のレポートを作成している。

ゲームタイトル毎にユーザー嗜好は大きく異なる。たとえば、「リンク元URL」をゲームタイトル別に取得し、リスト化するだけで、大まかなユーザーグループが見えてくる。さらに「どんな検索ワードでサイトに来ているか」「どのゲームを見ているか」「どのゲームをダウンロードしているか」をあわせてみることで、さらにユーザー嗜好は鮮明になってくる。これらの情報をレポート化し、週1回のチームミーティングでメンバー全員に配布する。アクセス解析レポートはWebチームの日々の業務に活用されるだけではなく、プロモーション担当者、カスタマーサポート担当者、ゲーム開発者とも共有し、ゲームの運営に関わる人全員の『考える軸』となっている。

どの広告媒体を使うかは効果測定結果で決める

Visionalistで広告媒体ごとや、キャンペーンごとの広告効果測定を行っているカプコン。コンバージョン率はもちろん、広告をクリックした訪問者のサイト内行動を追う。
1.広告をクリックしたが、コンバージョンまでは至らなかった
2.その後、別の検索ワードでWebサイトを訪問し、コンバージョンに至った
たとえば、こんな場合でも履歴が残るので、企画とサイトの相性などを正確な精度で測り、より踏み込んだ効果検証ができる。

「広告プランを作成する際も、Visionalistのデータを参考にします。Visionalistから読み取れる、あらゆるデータを解析し、どの媒体に広告掲載をするか、またクリエイティブの方向性など、各タイトル合う広告プランを作成していきます。また、広告を実施した後も、その広告の効果を分析し次回の広告に活かすというポリシーでVisionalistを利用しています。」

ブログパーツや実験段階の施策でも効果測定、ファンの新規獲得・維持を数値で図る

 カプコンでは新たなWebマーケティングも試みている。その一つがブログパーツだ。「モンスターハンター フロンティア オンライン」ユーザーはもちろんのこと、まだユーザーではない人も公式サイトから簡単にタグを取得し、自身のblogやホームページに貼ることが可能だ。見込みユーザーの目に触れることで、新たなユーザー獲得への布石にもなっている。

「ブログパーツもただ単純に告知するだけではなく、そのバイラルな効果を測定することが必要です。これは広告ではありませんが、Visionalistの広告分析のキャンペーンの機能を利用し、効果を確認しています。どのくらいのユーザーがサイトに掲載してくれているのか、どんな属性のユーザーが貼ってくれているのか、それと同時に、さまざまなファンサイトからのクリックレートやコンバージョンも計測しています。
既に弊社のオンラインゲームをプレイしているユーザーのサイトに、潜在層のユーザーが来訪し、『またこんなコンテンツがある』という理解を得られれば、それもゲームを始めていただく一つの要因となるので、様々な施策を内包したサイトに成長させられるよう心掛けています。」

ブログパーツは個人のblogに張るものの、アフィリエイト広告とは異なる。Webマーケティングアイテムとして、オンラインゲームの間口を確実に広げている。

木山氏はオンラインゲームの一部とも言える公式サイトやWeb技術を駆使したアイテムを制作し、運営チーム全体への貢献に努めている。チームへの貢献が『より多くのお客様にカプコンのゲーム楽しんでもらう』ことに繋がるからだ。

既存ユーザーだけでなくオンラインゲームファンの嗜好を確実に把握して次の手を考えるカプコン。今後の新しいオンラインゲームやマーケティングツールが生まれる過程を注目していきたい。

(サービス関連サイト)
「モンスターハンター フロンティア オンライン」
「フルハウスキス2~恋愛迷宮~」
「逆転裁判 配信版」

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