
株式会社イマージュ・ネット
イマージュ推進部
ディレクター
山本 夏樹氏
イマージュのオンラインショップは、2001年くらいから始まりました。その後、2004年に立ち上げたイマージュ・ネットでは、当初からVisionalistとは別のパケットキャプチャ型のアクセス解析ツールを利用し、ページビュー・ユニークユーザー数を確認する程度のアクセス解析を行っていました。さらに、私がECサイト"IMAGE"を引き継いだ2005年夏ごろからは、導線分析などを含めたさらに深い分析を行うため、マーケティング部門を新設し、試行錯誤を繰り返しながら分析を始めました。しかし、当時使っていたツールでは『取りたいデータを取れない』という問題があったのです。

「必要な数字」が取れなかった理由
当時のツールが示すページビュー数やユニークユーザー数は、現場の感覚からすると少なすぎる値で、ウェブ広告のクリック数も、ツールの数値と実際の数値が異なっていました。数値にはかなりのブレもある。実際に各ページに小さな画像を埋め込んで簡易的に計測してみたところ、ツールとの大きな違いが出てきました。
原因は、計測のための設定をきちんとしていなかったことでした。われわれのサイトは、当時のECサイトとしては珍しく、「.NET(ドットネット)」フレームワークで構築されていました。その特殊な作り込みに対して設定が必要だったものの、設定方法が分かりづらく・・・。
そのツールには他にも、インターフェースの使いにくさや、導線分析をする際にあらかじめ測定対象ルートを一つひとつ設定しなければならないなど、運用上の不満もありました。そこで、上司に対して『自分に有能なエンジニアを1人つけてもらわないと、マーケティングに必要な数値を取ることはできない』と、その時取れた数値を見せながら直訴しました。その結果、これまでのパケットキャプチャ型ツールから、タグ(Webビーコン)型のVisionalistに乗り換えることになったのです。
期待通りの導入効果
Visionalistを入れてからは、導線分析も直感的に行え、まさに期待通りの導入効果が得られています。ツールの基本的な使い方さえ理解すれば、新しく追加したコンテンツやメールマガジンのプロモーション効果を、各担当者がすぐに閲覧・確認できるので、効果が実感でき、制作効率も大きくアップしたと思います。
Visionalistで取れるサイトの指標の中でも、次ページへの遷移率は非常に重要だと感じています。受注に達したユーザーの遷移を逆引きした分析を行ったり、各種特集ページからの遷移率・コンバージョン率を分析して、新しい特集を組む際のプロモーションの参考にしています。また、アフィリエイト・リスティング広告にも力を入れているため、これらの効果測定にも注目しています。

実は、導入の際にワガママを行って、通常日曜始まりだったカレンダーを、当社の週次の締め日に合わせて月曜始まりにするカスタマイズをしてもらいました。おかげで、週単位のデータを見るのが一層便利になりました。他にも、「こんな機能が欲しい」という要望のうち、簡単に実装できるものについては、早いときで2ヶ月後にツールに反映されていたこともあり、バージョンアップの速さに驚きました。
Visionalistを選択した一番の理由
最終的にVisionalistに決めた理由は、サポート体制の充実です。
単にASPのツールということであれば、"ライスフォース"のサイトで使っていたアクセス解析ツールを"IMAGE"でも利用する方法がありました。しかし、そのASPツールは販売元と営業代理店が分かれており、技術的な質問をしても答えられなかったり、回答が遅れたりすることもありました。
その点、デジタルフォレストは、技術者の方と直接話ができて、その場で答えられない質問でも持ち帰ってすぐに返事をくれるので安心でした。営業担当者の方が、「.NET」で構築された特殊な環境に理解を示して相談に乗ってくれたこともありますし、導入準備期間と導入直後に、技術担当者が頻繁に来て、操作方法などを教えてくれたことも助かりました。
インターネットを取り巻く状況がものすごいスピードで変化している今、きちんとコミュニケーションを取れる会社とおつきあいしていなければ、生まれた変化に対応することはできません。やはり、サポート体制がしっかりしていて、営業担当者や技術者と密なコミュニケーションが取れる会社が安心ですね。