せっかく多くのユーザーにサイト訪問してもらっても、進入ページだけを見て去ってしまう、つまり「直帰*1」されてしまっては意味がありません。
進入ページとはWebサイト訪問者が最初に流入したページです。訪問者はトップページから入ってくるだけではありません。実際のところ、トップページが進入ページであるのは全体の20%~40%程度で、多くのユーザーが検索エンジン経由でトップページ以外のページに直接飛んできています。
もしコンバージョンページ*2への誘導が弱いページが進入ページとなっている場合が多いならば、そのページでの直帰率とそのページからの誘導などを見直さなければいけません。
*1: 「直帰」とは、Webサイトに訪問した人が、進入ページだけを見て、サイトから離脱してしまうこと
*2: 「コンバージョンページ」とは、Webサイト上の最終成果である、商品購入や資料請求などの行為が完了するページ
効果的に直帰率を改善するためには、改善対象のページを明確にすることがまず重要です。まずは、投資額の多いキャンペーンのランディングページや、流入数の多い進入ページから手をつけましょう。サイト全体のパフォーマンスが改善してくるはずです。
改善対象の直帰率が高いページを特定したら、そのページへの流入元の上位10位をチェックしてみてください。流入元ごとの直帰率の傾向の違いにより、取るべき改善策は変わるからです。
リスティング広告であれば、直帰率の高い出稿ワード、リンク元URLであれば、直前に閲覧していたサイトとランディングページのコンテンツの整合性を確認しましょう。改善が見込めなければ、広告出稿止めることも検討に入れます。
対象ページのユーザビリティや次のページへの導線の確認・改善などが必要になります。訪問者の気持ちになって、サイトに進入してきたら、まずどのページを見たいかを具体的にイメージすることがポイントです。
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